『ラニーアイ・ゴブリンの歴史 第2巻』

かなり久しぶりの本クエスト更新。
Dropも更新もREです。

これはラニーアイのゴブリンの歴史が記された年代記らしい。残念ながらほとんどのページがなくなっている。題名は『ラニーアイ・ゴブリンの歴史 第2巻』だ。
40 PC ― 1つの氏族はその後の数年間を新たに見いだした土地が定住に適しているかどうかを調べて過ごした。周囲の土地には食料が豊富にあったが、彼らはもとの故郷を彷彿させる何かを求めていたのだった。
1 MC ― 山腹に入り組んだ洞窟を掘った“1つの氏族”は新たな土地に敬意を表して、“山の氏族”と名乗るようになった。その後の数十年間は何もかもうまくいっていた。だが、トンネル掘りを続けていた彼らはあるとき未知の隣人に出くわした。
37 MC ― ゴブリンはついに同じ山の中に住む小柄な種族に出会ったのだ。意志の疎通ができないというだけの理由で、この2つの種族は戦いを始め、その後数年にわたって局地的な戦闘が行われた。
43 MC ― 創造主に与えられた才能を駆使して、ゴブリンは敵と同じ甲高い声でしゃべれるようになる魔法の装置を作った。相手が何を言っているかがわかったとたんに、戦いに終止符が打たれた。この2つの種族には発明に対する熱意という共通点があったのだ!
100 MC ― 2つの種族の協力関係はその後何年にもわたって続いた。しかし、時が過ぎるにつれて、創造の方法について意見が対立するようになってきた。こうした対立はついには全面的な論争へと発展した。小柄な種族の王と“大族長”は再び戦いが起こるのを避けるため話しあうことにした。
100 MC  ― 双方は新たな戦争を防ぐ唯一の方法はどちらもが新たな土地に向けて旅立つことだという結論に達した。それに同意すると彼らは素晴らしい装置をすべて残したまま山を封印してこの地を去った。
1 RE ― 再び新たな故郷を探す山の氏族のもとをアバター・オブ・ウォーが訪れ、父祖の誓約を果たすときがきたと告げた。彼らは別のRallosの子らと合流するよう指示された。“山の氏族”はこのとき、自分たちがラロシアン帝国の軍勢に組み入れられることを知ったのだった。
1 - ? RE ― ゴブリンはその後何年にもわたってラロシアン帝国に仕えた。巨大な同志から完全に隷従を強いられてはいないものの、かつてのような自由はなかった。彼らの役割は帝国に物資を供給することだった。帝国の前線を守る兵士が使う魔法の装置を作り、ゴブリンたちはついに世界における自らの真の役割に目覚めたのだった。
? RE ― ノーラス全土で戦闘が繰り広げられているあいだに、ゴブリンはえもいわれぬ美と破壊力を兼ね備えた装置を発明するようになった。技術と魔法の融合はラロシアン帝国時代に全盛期を迎え、大地の神々を打ち負かした。
? RE ― 強大な大地の神々は、ついにラロシアン帝国に与した者たちすべてに復讐を遂げた。最後の戦いが終わった直後、ゴブリンは自分たちがもはや最も単純な装置すら作れなくなっていることに気づいた。数世代が過ぎるにつれて知識はどんどん失われて行き、ついには自分たちよりも劣る種族から道具や武器を盗まなければ生き延びることができなくなっていた。

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