Scoutの実践

MTから敵をはがさないように気をつけつつ、速やかに削る。
立ち位置は敵の後方180度内がよい(側方後方限定アーツが撃てる・敵の反撃を食らわない)。
あらかじめ次のマクロ作成をお勧めする。

例)himakoというプレイヤーがMTの場合

/autoattack 0
/assist himako

一段目のautoattack0はオートアタック・オフ。攻撃をやめるコマンド。
二段目はMTのターゲットを直接自分のターゲットにするコマンド。
戦闘開始したら、このマクロを押してから手動でオートアタックオン、敵を直接殴る。
EQ2では、MTをターゲットした状態でオートアタックすると、自動的にMTのターゲットを殴る機能(オートアシスト機能)が備わっているため、本来はマクロを作らなくてもよいのだが、特にCCerが同じgrpにいるときは敵を直接殴ることで、MTとCCerの負担を軽減することができる。

例)敵がCCerに張り付いていて、CCerが危ない状態のとき

MT的にはこの敵をはがしたいですね。Healerもやきもきしているはずです。
しかしCCerが寝かせようとしているため、「ようやく寝かせたところを即たたき起こし」が怖い。となるとMTはautoattackをオフにして、tauntアーツだけ入れようと試みます。
しかしスカウトがMTをターゲットしたまま攻撃していると、MTがターゲットを変えた瞬間スカウトが敵を殴ってしまうため、CCerとMTの努力が無駄になってしまいます。毒など入ろうものならもう寝ません。
敵を直接殴るように心がけると、一瞬MTのターゲットが他へ移ったとしても、その仕事を邪魔することはありません(ただしMTはTauntが終わったらちゃんと元の敵にターゲットを戻してください)。

例)敵がてんこもりいるとき

MTとしては、もう死にそうな敵より、次のターゲットをあらかじめTauntして準備をしたいと思うものです。
しかしMTがターゲットを変えると、スカウトまでついてきてしまい、死にかけのmobがずっと放置されてしまうことに。死にそうな敵はきっちりとどめを刺してあげましょう。

例)MT(MA)がターゲットを誤ったとき

MTは、一瞬気が逸れたと言うか、まだaggroしていない敵を故意か否かターゲットすることがあります。
あの敵が次に来そうだな、と思ってターゲットしてしまったのか、Tabキーで違うものをターゲットしてしまったのかもしれません。
自動アシストで戦っていると、弓やスペル・ペットでこの関係ない敵を攻撃してしまい、阿鼻叫喚になってしまうことがあります。

例)MT以外にはねたとき

特に自分にはねたときですが、MTターゲットしたままだと、自分にはねたのに気づきにくいです。
敵を直接ターゲットしている場合、正常ならターゲットのターゲットの欄にMTの名前が出ているはず。
これが消えたら、自分にはねているということです。
即hate下げるアーツを入れましょう。それでもはがれないときはattackもoffに。

以上の理由から、直接mobを殴ることをおすすめします。
オートアタックオンにするときは、それが正しいターゲットかどうか自分で判断してからオンにしてください。
CCerが寝かせているmobを殴るときは、MTはまずtauntを入れ、自分の方を向かせてからたたき起こします。CCerやHealerを睨んだ状態で寝ているmobをたたき起こすと、mobが起きたとたんCCerやHealerに襲い掛かり、危ないことになるので、ちゃんとターゲットコールを待ってから殴ること。Mezを破るのはMTだけだと心がけてください。
その他の注意として、戦闘開始早々いきなりHateの高い攻撃をしないことを心がけてください。
MTは即tauntしようとしますが、tauntがresiられてしまうことがよくあります。
ここにダメージ大きめのアーツが入ってしまうと、いきなりスカウトにはねてしまいます。
MTもtauntと同時に殴り始めますから、ひとかけら減った程度から攻撃開始したのでかまいません。また、evacするべき場面で、真っ先にevac userが死んだのでは元も子もありません。
戦闘中は、まめにhate下げを入れて、MTから敵をはがさないようにしてください。
Attackerが本気で撃ちまくると、いかに優秀なMTといえど、はがせません。
Healerのpowerを無駄に消費させますし、振り向かせることにより同じ方向から殴っていた他のスカウトのDPSを下げることにもなります。
スカウトは戦闘時以外はsneakしていて、みんなが必死なときにも適当に攻撃しつつevacのタイミングを見極めている、ちょっと冷静で狡猾なくらいがちょうどよいのです。
ただでさえ仕事の多いMTを、疲弊させないように。
下手なAttackerはMT/Healerの仕事を増やすため、名前を覚えられて敬遠されるはめになります。
操作に余裕ができたら、まめにTrackingをしてnamedチェックをすると、喜ばれるかもしれません。(ただし、戦闘中はTrackingを開始できません)